アイラモルトウイスキーって何? ウイスキー初心者はまずこれから飲むべき
こんばんは! らふるです!
ウイスキーにハマったばかりの方でも
アイラという名前くらいは聞いたことがある人もいると思います。
飲んだ時がなくても、アイラウイスキーは
薬臭い、正露丸など香りのキツいイメージがあると思います。
アイラウイスキーはよく「薬の臭い」や「煙クサイ」などと言われますが、これはピートの香り
ピートとは泥炭(でいたん)といい、コケや海藻などの植物が分解されずに蓄積された、磯臭い炭のことを指します。
キャッチフレーズが
『好きになるか、嫌いになるかどっちかだけだ』
飲んだら、ものすごくハマるか、全く飲めもしないかのどちらかだと言います。
好き”か”嫌いか、どちらか。中途半端はない
という言葉が物語るように、世間に媚びることなく
世に輩出しているアイラの蒸溜所達。
このアイラ地方には年間10万人以上の人々が訪れ、
スペイサイドと並ぶ”スコッチの聖地”と呼ばれています。
アイラ島にあるウイスキーの蒸留所はほとんどが海の近くに位置しており、この立地がアイラウイスキーの個性となっています。
今回はそんな「アイラ・モルト・ウイスキー」の特徴や、おすすめをご紹介します!
ボウモア アイラの女王
アイラウイスキーがどんなものなのか知りたいという方におすすめ
1779年創業 スコッチのモルト蒸溜所のなかでも古い歴史を誇り、ほとんどの蒸溜所が自前での工程を手放したピート採掘や大麦のフロアモルティングなどの伝統製法を職人たちが頑に継承している。 モルトウイスキーづくりの大いなる遺産
ピートも製麦工程も潮風の影響を受け、しかも第1貯蔵庫はダイレクトに海に面し、海抜0メートルに位置する。凪いだ日も嵐の日も、海という自然環境と対話しながらモルトウイスキーは熟成していく。
歴史を積み重ねた本格感、そして潮の香と甘美な気品を抱いた他のシングルモルトにはない孤高ともいえるこの香味特性は、こうしたボウモア蒸溜所の特異な立地と伝統が育んだものだ。 公式サイト抜粋
味 香み
バーボン樽とシェリー樽に由来するフルーティな香りが、ドライなピート香りとみごとに調和した、甘美な味わいがたのしめます。
口に含めば、はちみつのような甘味と、ビターチョコのような余韻が続きます。
牡蠣にかけて食べると格別にうまいそうです
アードベック
高い名声にも関わらず、その歴史は決して明るい側面ばかりではありません。
蒸留所閉鎖の危機にたびたび見舞われ、存続すら危ぶまれた過去。
そんな窮地からの復活劇の裏には、
アードベッグを愛してやまない人々の思いがありました。
公式サイト抜粋
味 香み
爽やかで海を思わせるヨード香、燻製魚、炭焼コーヒーの香りに、柑橘系の果実の香りが加わる。
チョコレートとタフィーの甘さ、シナモンスパイス、薬品のようなフェノールの香りが魅力的に入り混じっている。
かなり個性の強いアイラウイスキーなので、ぜひ試してほしい1本です。
ラガヴーリン
“アイラの巨人”というニックネームで人気のある蒸留所
この強烈な個性を知らずしてシングルモルトを語れない
アイラ島のラガヴーリン湾に面した、絵画のように美しい蒸留所で作られるシングルモルト。
情熱的、スモーキー、豊かな香味で、多くの愛好家からアイラモルトの決定版と評価されています。
公式サイト抜粋
味 香み
ひんやりとして、うっとりするような味わいで、ほろ苦い。
徐々にミント、ダークチョコレートを感じる。
松の木のおがくずが最後に表れる。加水すると、味わいはより甘く、
スパイシーになり、柑橘類、ミント、バニラアイスクリーム
以上3蒸留所でしたが、アイラウイスキーの定番を抑えるなら
ここら辺がいかがでしょうか。