お酒の種類 「ウイスキー」とは ウイスキーの定義 1日1つお酒に詳しくなろう
こんばんは らふるあです。
ウイスキーが好きな方たちって何がきっかけでハマっていったんでしょうか・・・
僕の場合はとりあえず「かっこいい」っていう印象からはまっていきましたね
ジン、ウオッカ、バーボン?と呼ばれるキャラクターがいましたが
その名前全部ウイスキーの種類だと思っていました(笑)
ということで今回は「ウイスキー」とは何か・・・
まとめていこうと思います。
https://cofesky.hateblo.jp/entry/2020/03/08/124818
焼酎、ウオッカ、ラムなども
蒸留の工程を行っているので蒸留酒を名乗れます。
それではウイスキーの定義とは何でしょう・・・・
一般的なウイスキーの定義 3つ
1 蒸留酒であること・・・穀類を麦芽などで糖化させ蒸留して作られる
2 穀物が原料である・・大麦、ライ麦7、小麦、トウモロコシなどを原料としている
3 木樽熟成をしていること・・・蒸留によって得られた原酒を木樽にて熟成させる。
上記の3つがウイスキーを名乗るのに満たさなければいけない条件です。
同じ蒸留酒でも、ジン、ウオッカなどは穀物が原料だが木樽熟成させないため
ウイスキーとは呼ばれない。
また、ブランデーなどは樽熟成させますが原料がブドウなのでウイスキーにはなりません。
各国に法的なウイスキーの定義がさらにあります。
例えば スコッチウイスーを名乗るためには
スコットランド内で蒸留し3年以上樽熟成させたものと決められています。
国外から輸入したものをスコットランドで瓶詰めしても、スコッチウイスキーとは
名乗ることができません。
各国定義(何となく目を通してくれれば)
穀物類を原料とする
麦芽の酵素にて糖化、酵母の働きで発酵蒸留液はアルコール度数94.8%以下に抑える
木樽で3年以上熟成させる
カナディアンウイスキー
- 穀物を原料に酵母によって発酵を行う
- 小さな木製の容器(700リットル以下の樽)3年以上熟成させる
- 糖化・蒸溜・熟成をカナダで行う
- 瓶詰の際のアルコール度数は40度以上である
- カラメルまたはフレーバリング(香味の添加)OK
スコッチウイスキー
スコットランドの蒸留所で糖化と発酵、蒸留を行う
アルコール度数94.8%以下で蒸留
容量700リットル以下のオーク樽に詰め
スコットランド国内の保税倉庫で3年以上熟成させ
水と(色調整のための)スピリットカラメル以外の添加は不
アルコール度数40%以上で瓶詰めする
穀物を原料に190プルーフ(アルコール度数95%)以下で蒸溜し、オーク樽で熟成
バーボンウイスキー
ウイスキーの原料の51%がトウモロコシで160プルーフ以下で蒸溜
内側を焦がしたオークの新樽に125プルーフ以下で樽詰めし熟成させたもの。
熟成期間が2年以上経過したもの
プルーフはアメリカやイギリスで蒸溜酒のアルコール度数を表す単位
ジャパニーズウイスキー
発芽させた穀類、水を原料として糖化させて発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの
蒸留の留出時のアルコール分が95度未満であること
上記の酒類にアルコール、スピリッツ、香辛料、色素または水を加えたもの
原酒混和率が10%を超えること
以上が各国のウイスキー定義です
僕が言いたいのは実はジャパニーズウイスキーには
樽熟成の年数、生産場所に関する規定がないということです
究極的に言えば、今現在の規定だと海外で熟成させたウイスキーも
日本で瓶詰めすればジャパニーズウイスキーを名乗れたはずです。
(ちがかったらすみません・・・)
ウイスキーを勉強したいならこちらの本がおすすめです。